いろいろ大変だった今年の夏も、やっと少し終わりが見えてきました…
今年の夏は2回奈良方面に行きました。まとめてご紹介します。


◇ツバメのねぐら入り(奈良)

日没頃に「ねぐら」に帰って来るツバメを観察します。はじめて「ツバメのねぐら入り」を見に行ったのは5年前、大阪市立自然史博物館の観察行事でした。まず学芸員(和田さん)の説明を聞き、ツバメを待ちます。何万羽ものツバメが頭上を通過し、目の前のヨシ原にどんどん飛び込んでいく様子は圧巻!その後、ほぼ毎年見に行っています。

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(つばめが速すぎて私のカメラでは全然写らず…)

行事で見に行かなくても、もちろんツバメは見られるのですが、やはり一度は説明を聞くのがおすすめ。毎年7月末ぐらいに大阪市立自然史博物館日本野鳥の会が観察会を開催しています。情報は各ホームページでチェックできます。


◇司馬遼太郎記念館(東大阪)
http://www.shibazaidan.or.jp/

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ツバネのねぐら入りに向う途中に寄り道。1DAYパスを使っていたので、どこか寄り道しないと損々!
天井までの本棚の写真は見たことがあったので、これかー!という気分で見渡しました。が、本棚は展示のみで、並んでいる本を手に取ることはできないそうで残念。でも司馬遼太郎の頭のなかを覗くようで、面白かったです。小さな記念館ですが、映像の上映や喫茶コーナーもあり、入り口でオリジナルグッズの販売もしていました。
近くに喫茶美術館というところもあるそうです(帰宅してから周囲の地図を見ていて気付きました)。次に行くときには寄りたい。


◇こうもり博物館(奈良)
http://www.abri.or.jp/batmuseum.htm

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随分前から行きたいと思ってはいましたが、遠くてなかなか行く機会のなかった博物館。夜の観察会に友達が参加するとのことで、この機会に私も行ってきました。川の近くの気持ちのいい場所です。

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この日の観察会はちびっこの団体さんも一緒で賑やか。こうもりの説明を聞いた後、バッドディテクター(こうもり探知機。こうもりの発する超音波を拾います)で、こうもりを探しながら歩きました。姿は確認出来ませんでしたが、音で観察するというのも新鮮でした。

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◇ならまち糞虫館(奈良)
https://hunchu.jimdo.com/

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ほっそい路地の奥にある、今年7月に新しくオープンした個人博物館。真っ白い壁と棚に糞虫が展示されていて、清潔感満点。糞をイメージした(?)展示台もかわいい。
きれいすぎるぐらいでしたが、こういう雰囲気だと、ちょっと入ってみようかなと思う人が増えるかもと思ったりしました(博物館ってちょっと薄汚れてて暗いイメージがあるような…。私はそれも、というか、それが好きではあるのですが)。オリジナルTシャツもおしゃれでした。

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今回は寄れませんでしたが、奈良には和紙造形作家のせんだふみさんのお店「山笑う雑貨店」もあります。
せんださんのキノコライトは、大阪自然史博「きのこ!キノコ!木の子!」展にあわせて、大阪自然史博ミュージアムショップにも入荷しています。ショーケースを覗いてみてください。

そして「きのこ!キノコ!木の子!」展も残りあと一ヶ月です。お見逃しなく!(最後は宣伝)

大阪市立自然史博物館
「きのこ!キノコ!木の子!~きのこから眺める自然と暮らし~」
2018年7月21日(土)〜10月21日(日)月曜休館
http://www.mus-nh.city.osaka.jp/tokuten/2018kinoko/
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レポート:(え)


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# by musume2016 | 2018-09-18 22:29 | 展覧会見学記録 | Comments(0)

国立民族学博物館で非常勤職員を募集しています。




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# by musume2016 | 2018-08-18 20:39 | 学芸員募集情報 | Comments(0)

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JR京都駅からすぐ、伊勢丹の7階にある、美術館「えき」KYOTOで行われている「おさるのジョージ展」に行きました。

おさるのジョージは前から知っていましたが、最近急に興味がでてグッズとかほしいなと思っていたところでした。
なぜかというと、ジョージの保護者的な立場の「黄色い帽子のおじさん」が博物館で働いてるっぽい、というのを知ったからです。
…それだけです、きっかけは(恥)。
(しかし、私すごい昔の若いころに、おさるのジョージのTシャツ着てたんだよな…)

グッズが売ってそうな街中のお店に行っては探すものの、ほとんど置いているところはありません。
しかし今回の展覧会ならばショップにたくさんグッズがあるはず!と思い、ショップが第一の目的で行きました。

が、展示もとても良かったです!
おさるのジョージが作られた背景や、作者のご夫婦のたどった人生、戦時下の中での長い旅、そこでジョージに助けられたエピソードなどなど、絵本やアニメをみるだけでは分からなかった物語に出会えました。
たまたま運よく、この展覧会を監修した山崎エマさんのギャラリートークも聞くことができました。
30分のギャラリートークはあっという間で、描かれた絵の楽しみ方など聞くことができたました。この作品や作者のご夫婦のことがとても好きなんだなぁと伝わる熱い語り。そういう方のお話を聞くのはとても楽しいです。

展示はおさるのジョージやそのほかの作品の原画が多かったです。
私は、原画を見るのが好きです。
出来上がった作品(絵本とか)だと分からないけど、原画は必要な部分だけ切ったり貼ったり、修正したり、何度も何度も文章を直したり、そういう推こうの跡が見えるところが好きです。

推こうの跡は見えますが、とにかく絵が上手!というのもよく分かりました。
作家さんに「上手」というのは適さない表現かもしれませんが、線が生き生きしていて、描かれた動物たちの表情も素敵でした。
「うわー、じょうずー!」と、素直に出てきてしまう…。

展示室内は撮影ができなかったので写真はありませんが、デパート内4か所をめぐるとうちわがもらえるイベントもやっていました。
こちらは景品無くなり次第終了なので、興味のある方はお早めに。

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入口に向かう廊下では、おさるのジョージの絵本などが並んでいました。

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今回の展示のためのオリジナルグッズもたくさん出てました。
大好きな靴下(しかもアンティパストとコラボ!)も置いていました。

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写真は購入したぬいぐるみ&図録。
ジョージは顔のタイプが2パターンあるのですが、私はクラシックタイプが好みでした。


行った日:2018年8月8日(水)
レポート:(め)

おさるのジョージ展 「ひとまねこざる」からアニメーションまで
2018年8月4日(土)~9月2日(日)












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# by musume2016 | 2018-08-12 23:48 | 展覧会見学記録 | Comments(0)

博物館で「できること」

フランスにある「ケ・ブランリ美術館」のHPを見ていたら、「ここでできること(ここでのあなたの権利)」が載っていて素敵だと思った。そういえば、博物館で「してはいけないこと」(飲食とか、走り回ることとか)はよく目にするけど、「していいこと」はほとんど見ない気がする。
博物館は「してないけないところ」ではなく、「していいこと、できることろ」と思ってもらえたら、博物館を利用する人の気持ちもずいぶん違うのではないかな。
それを博物館側がちゃんと表明することが大切だと思う。
ケ・ブランリやるなぁ。このあたり、真似したい。
そしていつか行ってみたい。

ケ・ブランリ美術館

(め)
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# by musume2016 | 2018-07-30 21:37 | 博物館を楽しむヒント | Comments(0)


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「MOVE いきものになれる展ー動く図鑑の世界にとびこもう!ー」@日本科学未来館(東京・お台場)に行ってきました。今回は(め)の、ちょっと辛口レポートです。

友人に「こんな展示やってるけど、実際はどんな感じなんだろうね、見てみたいね」と教えてもらって、とても気になっていた展覧会。東京に行く機会があったので、行ってきました。
そもそもこれは講談社が出している「動く図鑑」がテーマの、図鑑がもとになった企画展。図鑑がもとになっている、というのがポイント。タイトルから受ける印象から「図鑑に書かれている内容が立体的になっていて、自分も体験しながら生き物のことを理解できるのかな」という期待がありました。そして、この企画展のキャッチコピーは「なったらわかる、いろんなこと」。おお、何になれて何がわかるんだろう、と期待が高まる。

と、私と同じように「面白そう!」と思う人はたくさんいて、とっても混んでいました。11時にチケットを買う時点で「企画展に入れるのは午後2時30分からです」とアナウンスがありました。未来館の後に大阪のひらかたパークに巡回することは知っていたので、一瞬「ひらパーで見ようかな…」と思ったのですが、いやいや、せっかく来たし!と思い、チケットを購入。時間までは、未来館の近所をぶらぶらしたり、東京湾を見たり、お昼ご飯を食べたりして過ごしました。
ちなみに、未来館のすぐ近くには「船の科学館」という施設があって、久しく行っていなかったので行きたかったのですが、この日は休館日で残念でした。
【船の科学館】



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さて、2時近くになったので、会場に入るための列へ。ここで驚いたのは、展示室に入っても実際に「なれる」までにも待ち時間があるのを知ったこと。展示室の中もとても混雑しているようです。

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会場に入るとこんな感じ。混んでます~。

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とりあえず、入ってすぐにあったコーナー「スモールガーデン」に並ぶ。ここでは、ダンゴムシになれるようです。ダンゴムシはなぜ丸くなるのかを、ダンゴムシになることで理解するコーナー。わくわく。

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並んでいる途中には、説明パネルがあったり(写真がきれい)、

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クイズがあったり(ターポリン素材で、子どもたちの激しい扱いにも耐えられるようになってた)、

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図鑑が置いてあったりしました。なので、並んでて退屈…というのは、少しは緩和されました。

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さて、順番が回ってきて、一緒に行った子どもたちがダンゴムシになりました。親は、別に渡される棒(ダンゴムシを捕食する何かを模していると思われる形状)を渡されて、ダンゴムシになっている我が子をつんつんします。でも、子どもはダンゴムシの鎧を着ているからへっちゃら(ダンゴムシの体は丸くなって外敵から身を守ってる)というのを伝えたい体験でした。まぁ、なるほどね、へー、やりたいことは分かる、という感じ。
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次に並んだのは、「ワンダージャングル」。バシリスクという、水の上を走ることができるトカゲになって、同じように水の上を走ってみるという体験。実際は写真のような感じで、水の上に厚いビニールが敷かれていて、その上を猛ダッシュしました。
「え?バシリスクになれてないじゃん。バシリスクと同じしくみで水の上を走れてないじゃん」と思った私…。この時点で「なったらわかる、いろんなこと」じゃなくて、「ぜったいになれないからこそ、そのように生きている他の生きものってすげー!」っていうメッセージにしたほうがよかったんじゃないか、と思ってしまいました。

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今回一番ひっかかったのは「サバイバルオーシャン」。並んでいる時に読んだ説明では、ペンギンは歩くのは遅く、おなかで滑って移動したほうが早い、というのを理解するためにペンギンになるコーナー。でも、なぜかメガロドン(絶滅した大きなサメ)の説明パネルも。なんか嫌な予感…。

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とりあえず、子どもたちはペンギンになる。これはこれでかわいい。ついでに私も着させてもらった。

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で、やはりこうだった…。
腹ばいになって緩やかな滑り台のような坂を滑っていく、その先には口を開けたメガロドン、というつくり。
私の疑問は2点、メガロドンはペンギンを捕食していたのか?そして、ペンギンはおなかですべったほうが早く移動できると説明しながら、この体験ではわざわざ捕食されに行っている→ペンギンにとって有利な行動にも関わらず、わざわざ食べられに行くという体験が矛盾している。
たぶんこれがひらかたパークだったら、ここまで疑問に思わなかったかもしれない。架空の設定を楽しむ場所だと分かっているから。でもここは日本科学未来館=博物館で、博物館でこんな誤解が生じるようなウソを展示してはいけない。
また、この展示のもとになっているのは図鑑なんだから、誤解を与えるような見せ方をしてはいけない。図鑑の信頼度が落ちると思うんだけどな(少なくとも私はこの時点でMOVEは買わないと思った)。正しいことを正しく見せてほしい。おもしろおかしい演出で誤解を与えてはいけないと思う。
この体験が記憶に残って「メガロドンって、ペンギン食べてたんだ」と思ってしまったら、博物館としても図鑑としても大失敗だし重大な責任です。
なにより、こういう見せ方(食べられちゃうぞ、ガオー的な)をすれば人が喜ぶとか、お客さんが来るとか思って作ってしまうところが浅はかでいや。見る人を馬鹿にしてる。楽しいと喜ぶ人もいると思うけど、ここはやっぱり博物館で、図鑑がもとになっていて…と考えると、やってはいけない…ってか、だれか「それはダメです!」と止める人いなかったんかーい(怒)!!!
と、ここでモヤモヤMAXでした。

イマイチついでに、これも。
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いろいろな生き物の足跡のパネルですが、足跡の大きさは実物大じゃないし、歩幅も実際の通りじゃない。足跡の形は正しいのかもしれないけど、なんかあまり意味のないパネル。
全部が全部こうなのではなくて、なるほどと思うのもありましたが。そんなわけで、やりたいことは分かるけどメッセージとそれを伝えるための手法がイマイチ、見る人を馬鹿にしてるね、って感想でした。辛口すみません。

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最後に美しいモルフォチョウをどうぞ~。

■「MOVE いきものになれる展ー動く図鑑の世界にとびこもう!ー」@日本科学未来館(東京・お台場)
【会期】2017年11月29日(水)~2018年4月8日(日)

「MOVE いきものになれる展ー動く図鑑の世界にとびこもう!ー」@ひらかたパーク(大阪・枚方市)
【会期】2018年4月21日(土)~2018年8月26日(日)

行った日:2018年4月2日(月)
レポート:(め)


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# by musume2016 | 2018-07-08 04:01 | 展覧会見学記録 | Comments(0)