2018年 03月 12日
国立民族学博物館 企画展「現れよ。森羅の生命(いのち)-木彫家 藤戸竹喜の世界」
みんぱくで開催の企画展「現れよ。森羅の生命(いのち)-木彫家 藤戸竹喜の世界」に行ってきました。
ポスターやチラシで作品を見て、その精巧さに驚き、これはぜひ実物を見たい!と思ったのがきっかけです。
ポスターやチラシに載っていたのが人物の彫刻だったので、人物像が多いのかと思いきや、作品を作っている藤戸竹喜さんはもともとクマ彫りだそうで、クマの作品が多かったです。
「鮭を食べる熊」という作品。毛並みが細かく彫られているのに、荒々しさというか触ったらゴワゴワしてそうな感じが伝わってきます。そして熊の口元を見ると、なんとシャケの子ども(すじこ)を食べています!写真が影になってて見えづらくてすみません…。「シャケ頭からまるごとガブガブ、わーい」みたいなクマでなく、野生のクマの生きる様子が忠実に表れていました。
子グマたちの無邪気な様子がかわいい。お母さんと思われるクマの表情もよかったです。
これは手に取って作品を見られるコーナーのクマたち。
クマだけでなく、こんな作品やカニの作品もありました。どれもすごく生き生きとしていました。
また、「狼と少年の物語」という、アイヌに伝わる民話を場面ごとに彫刻で表した大作もとても良かったです。
ところで、みんぱくは今年開館40周年。この企画展は開館40周年記念企画展なんだそうです。ショップでは40周年記念のてぬぐいも売っていました。
そういえば、みんぱく開館30周年記念のトートバッグの使い勝手がめっちゃ良いので毎日のように使ってますが、もう10年経ってしまったのか…。使いすぎてくたくたですが、便利すぎて手放し時がわかりません。
行った日:2018年2月3日(土)
(め)
■「現れよ。森羅の生命(いのち)-木彫家 藤戸竹喜の世界」@国立民族学博物館(大阪・吹田)
【会期】1月11日(木)~3月13日(火)※水曜日休館
本館企画展示場にて
by musume2016
| 2018-03-12 02:24
| 展覧会見学記録